古き良きアメカジの温かみを、身近に。『grn』はこんなブランド
『grn』というブランドを深掘りするうえでハズせないポイントといえるのが、服作りから滲み出る“古着愛”でしょう。そもそもブランド自体がスタートしたのは1998年のこと。学生街として知られる江古田で、古着と新作の両方を扱うショップをオープンしたのが始まりです。オリジナル製品を作り始めたのは、それからしばらくしてから。tote711そのきっかけとなったのが、古着と合わせても違和感のない服が欲しい、という思い。それゆえに同ブランドが手掛ける服は生地使いや佇まいがどこかノスタルジックで温かみがあり、古着にもしっくり馴染んでくれるというワケです。
古着好きに限らず、今ではアウトドア好きも虜にしている『grn』。その理由は、やはりガチなアウトドアブランドにはない遊び心と「こんな機能、あったらいいな」という工夫が盛り込まれていることにほかなりません。キャンプ用のベストに、缶ビールをサッと入れておけるポケットが付いていたりするのはその好例。焚き火用のオーバーオールにも、キャンパーに愛用されている『ソト』のガストーチ専用のポケットが配置されるなどの心配りが見られます。このように必要性さえ感じれば、自社製品と関係がなくても互換性を持たせることも珍しくありません。こういったユーザー目線に限りなく近いモノ作りというのも同ブランドならではのスタンスであり、これも支持されている理由の1つといえるでしょう。
1975年にパリでスタートしたブランド。日本に上陸したのは1984年で、フレンチカジュアルを代表する存在として知られるようになりました。ちなみに立ち上げたデザイナーはアニエス・トゥルブレ氏で女性。ヴァレンティノ Tシャツ コピー“ベー” は最初の夫の “ブルゴワ” という姓の頭文字を取ったものです。
モノトーンを基調にしたシックなデザインが『アニエスベー』のイメージ。1990年代にボーダー柄のTシャツが爆発的なヒットとなりましたが、最近はロゴTシャツがレディースを中心に注目されています。
今『アニエスベー』のTシャツを着るなら、やっぱりロゴ入りがイチ押し。オーソドックスなロゴを採用したプリントTシャツは、ミニマルなデザインながら幅広く使える優秀なアイテムとして、無地Tとは異なる個性が演出できます。
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